レポート
2023.10.15

行ってみた・やってみた!南極探査船の体験型イベント チャレンジングSHIRASE

行ってみた・やってみた!

南極探査船の体験型イベント
チャレンジングSHIRASEに行ってみた

2023年7月。船好きの息子と4年ぶりに開催されたチャレンジングSHIRASEに参加してきました。船内随所に説明員さんがいて、船のこと、SHIRASEのこと、たっぷり教えてもらえました。

おすすめは当日の整理券で参加できるガイドツアー!通常の見学では入れない場所に案内してもらえます。チャレンジングSHIRASEの魅力をまとめましたので、参考にしてみてください。

まず電車で行く場合に目指すのは、JR新習志野駅。ここから無料シャトルバスが運行されます。港に着くと、SHIRASE 5002が目の前!入場したら真っ先に船内ツアーの整理券配布場所へ向かいました。すでに10時半の回は満席でしたが、無事に12時半の回をGET!

ツアーが始めるまでは船内を見学。まず操舵室へ行くと、なんとまだ誰もいない!説明員さんに質問を沢山しながら、キャプテンの椅子に座ったり、双眼鏡を覗いたり、混む前だったので思う存分堪能できました。

何より嬉しいのが、説明員としているボランティアの方々が、皆元船員さんだということ。船の仕組みやSHIRASEのことを教えてくれるのはもちろん、SHIRASEとの思い出写真を見せてくれたり、ラッパを吹いてくれたり、とにかく素敵でした。

ざっくり船内を一周してから、休憩スペースになっていた甲板へ。まだ11時だったのですが、カレーの匂いに負けて早めの昼食TIME。ホテル ザ・マンハッタンのホテルカレーが出品されており絶品でした!これまた食べたい…。

ツアーにはまだ少し時間があったので、ひこうき雲実験にも参加。ペットボトルを使った実験で子どもたちが盛り上がっていました。SHIRASEに来る子は科学好きが多そうですね。

お向かいのブースでは氷のサイエンス実験も行っていました。

そしてお待ちかねの船内ガイドツアー!待ちきれず15分ほど早く受付場所に行くと、ボランティアの方が息子の質問攻めに付き合ってくれました。この方も勿論、元船員さん。身を乗り出してあれこれ聞く息子。こうやって話をしていただけるのは本当に貴重です!とても勉強になりました。

海のキッズサポーター

いよいよ時間。ヘルメット&手袋を装着しガイドツアー開始です!まずは調理室。たまに出るソフトクリームが大人気だったという当時のお話をしてくれたり、子どもたちのこれは何?どのくらい作るの?という質問にもバシバシ答えてくれます。

次は寝室や治療室へ。ここでも「実はボクも怪我をしたことがあって…」と、当時のお話を沢山してくれました。お話が上手なのでどんどん引き込まれ、あらゆる部屋にその光景が浮かんできます。

海のキッズサポーター

細い梯子のような階段を降りると、広がっていたのは機関制御室。カ、カッコイイ…!パネルやレバー、ボタン、どこでどのような遠隔操作や制御を行なっていたか、丁寧に詳しく教えてくれ、大人も子どもも夢中。

海のキッズサポーター

次はエンジンルームへ。 エンジンと発電機、モーターの仕組み。どんな時にフル馬力でのチャージングを行なっていたかなども教えてくれたほか、実際にあった苦労話も教えてくれました。こういうお話はこんな機会でないと聞けないですよね!

海のキッズサポーター

そして質問しまくる息子に真正面から答えてくださるガイド員さん。エンジンのガラス窓の意味を質問したら、説明だけにとどまらず、特別に開けてくれちゃったり…!神対応です。

最後は交流を直流に変換する装置のお部屋へ。熱が出てとても暑いお部屋になるそうです。ここでもまたオフレコ話が聞けました。とにかく楽しくてあっという間のガイドツアー。内容はガイド員さんによって変わるのだと思いますが、本当に素晴らし過ぎるツアーでした!

海のキッズサポーター

ツアー後はもう一度船内見学。今度はスタンプラリーをしつつ、南極の岩石や展示品などをじっくり観察していきます。

海のキッズサポーター

南極の氷もあり、実際に触ることもできました!

海のキッズサポーター

船内には沢山のボランティア説明員さんが立っているので、なんでも質問できます。貴重な資料を見せていただいたり、当時のお話しも聞けますので、気軽に話しかけてみることをお勧めします!

海のキッズサポーター

今回SHIRASEチャレンジで出会った全ての方がSHIRASE愛に溢れており、ますますこの船が好きになりました。素晴らしい時間ありがとうございました!誰もが楽しめるイベントだと思うので皆様も是非足を運んでみてくださいね。(こちらのレポートは2023年7月のイベント内容です。開催によって行われるコンテンツ内容が異なりますので、詳しくはSHIRASE 5002の公式ページより、都度のイベント内容をご確認ください。)

海と日本プロジェクトでも美しい海を守るべくさまざまな活動を行なっていきます。皆様も共有していってください。活動情報はSNSでお知らせしています!

 

◆SHIRASE5002公式ページ: https://shirase.info/
◆海プロ東京Twitter: https://twitter.com/umiprotokyo

 

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