「3500キロのうち大体2%しか把握をされていない」これは私達が把握している日本の沿岸部の地形について。
そこで日本水路協会と日本財団が協力して海底の地図を作る「海の地図プロジェクト」を立ち上げました。
「これまでの計測は、船から音響を使って行うのがほとんどでした」と、日本水路協会の加藤理事長。
海の地図プロジェクトでは、航空機からレーザー光を使って海底地形のデータを取得し、解析し、地図化。その利活用を図るというものなのだそう。
浅い海では座礁する危険があり、これまでは船による測定ができませんでしたが、空からなら大丈夫!正確な地図ができれば、海の事故を減らすことができますね。その他にもいろいろなことに役立つんです。
「魚がどこに集まってるか読みやすくなり、釣りにとても役に立ちます」釣り船丸十丸の小菅さん。
「洋上風力発電、潮力発電に活用できると思います」と、東京大学大学院 大気海洋研究所の木村さん。
「津波の最終的な影響力は浅海域の地形に大きく依存しているので重要になってきます。」と、神戸大学海洋底探査センターの巽さん。
どんな地図になるのか楽しみですね。
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次週のみんなのあおいろは!
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