JAMSTECには横浜にも研究所があるのをご存知ですか?2025年は7月、8月、9月と3ヶ月連続で「マリン・ディスカバリー・ラボ」が特別開催されました。7月に参加してきた様子をご紹介します。 なお、地球情報館は10/1より工事のため休館。図書館は10/31まで開館していますが、その後は2026年2/2まで閉館予定だそう。来春の新展示や新図書館、楽しみですね。
さて、我々が参加したのは「北極海・深海からみた プラスチック汚染のひろがり」特別講演の回。案内されたのは映像展示室!浮き上がる地球がかっこいいです!2Fにはぐるりとギャラリーもありました。
まずは、JAMSTECが取り組む最新研究を映像を使いながら紹介。スーパーコンピューター、地球シュミレーター、しんかい6500の活躍から、海洋プラスチックの話へ…。
マイクロプラスチック問題や海ごみがもたらす生物への影響、科学的データの必要性、JAMSTECの取り組み、分析とシュミレーション、AI活用なども教えてもらいました。とても興味深いです!
そして特別講演の池上研究員の登壇へ。北極海はマイクロプラの潜在的な集積場所だというお話から、房総半島沖の海底ごみ調査のお話まで、とても勉強になりました。
また、講演後には深海VRにも挑戦。VRを使った深海没入体験は大迫力!実写の深海にしんかい6500の目線で潜っていきます。深海生物や熱水噴出孔が目の前に!このドキドキはVRならではです。
エントランスホールではコンパクトながら嬉しい展示が。こちらは地球シュミレーターの第一世代、第三世代、第四世代の模型展示です。中や裏も見られるので模型といえど見応えがありました。
こちらは、海に生息している約0.1~1ミリ程度の小さな原生動物「有孔虫」の観察ブース。
地球深部探査船のコーナー。
海底地震の仕組みコーナー。
地球内部を構成する岩石コーナー。
海底の海洋ごみコーナー。
巨大チムニーの先端も!
カフェスペースで行われていた、冷やして固めるカンタン模型作りコーナーでは、子どもたちが盛り上がっていました。
2Fには専門図書館もあります!難しい専門書ばかりかと思いましたが、海洋の環境問題を考える児童書なども豊富。ここで読むのはもちろん、一人3冊まで借りることもできます!
貸し出し期間1ヶ月、返送は宅配便OKとのことだったので、我が家も親子で4冊借りました。ここにしかない本も多くてワクワクします。図書館だけでもまた訪れたいと思いました。
半日という短い時間でしたがとても充実した公開イベントでした。イベントや講演情報はJAMSTECのSNSや公式ホームページのイベント&セミナーページで確認できますので要チェックです!
<メモ>
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