2025年5月5日放送
鹿児島県、肝付町
黒潮の恩恵を受け、魚種豊富なこの海で営む“匠のヒト”が漁師の福留慶さんです。
イワシにキビナゴ。食卓を彩る魚が並ぶ中に見慣れない魚。水揚げされる中には知名度の低さや、サイズが小さいなどの理由で、商品価値がつかない魚も数多く存在するのだそう。
流通には乗らないけど、魚たちを活用すべく福留さんは個人や料理店に向けた宅配サービス、ロコフィッシュという「鮮魚ボックス」を開発しました。
神経締めという、鮮度を保つための処理を行い内臓や鱗も除去。
さらに、おすすめの調理法が記載されたリストも同封するという付加価値を付けて商品を送り出しています。
「魚が安いままだと沢山獲らなくてはいけなくなってくる。そうなると資源にかかる負荷も強い状態が続いていく。
高く売って、ちょっとの量で済むという状態を今のうちに作っておきたい。」と、福留さん。
海に支えられている仕事だからこそ持続できる方法を確立したい。匠の思いが、日本の食を支えていきます。
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youtubeにてアーカイブも配信中!(放送後約2〜3週間程度でリリースされます)