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2025.01.18

いいね!じゃぱん・特別編「地域で取り組む!魚食文化のアップデート」WEB1

いいね!じゃぱん特別編
2025年1月4日(土)放送

地域で取り組む!魚食文化のアップデート WEB①

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日本列島では、四季折々地域ごとに獲れる海産物によって、豊かな食文化が築き上げられてきました。しかし、環境や生息数の悪化で状況に変化が…。でも諦めるのはまだ早い。資源と文化を守るため、日本中で様々な取り組みが行われています。

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地域で取り組む魚食文化のアップデートとして、まず最初に向かったのは、フグで有名な山口県下関市。

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「薄造り」や、「てっちり」など、フグ料理は、日本を代表する魚料理。下関では、「ふぐ」のことを、福を招く縁起の良い魚として「ふく」と呼んでいるそう。

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案内してくれたのは、フリーアナウンサーの川島智子さん。フグ食文化を広める活動「下関 ふく レボリューション」に参加し、「ふく食文化」を通じて地域の人々に海洋環境を学ぶ場を提供しています。

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市内の市場でもう1人、下関ふく連盟の理事長を務めたフグの専門家のふくおいちゃんこと、松村久さんと合流。「ふくレボリューション」では地元の小学校などで、出張授業を行っている方です。

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訪れたのは南風泊市場。ここはトラフグ専門の市場です。

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競りもユニークで、袋の中で金額を提示する袋競りという方法。この市場ならではの文化です。

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しかし下関といえば何故フグなのでしょうか。実は伊藤博文氏から「下関のフグに毒はなし!」と、いうお墨付きを受け、それから下関の商人も料理人も努力して、フグの町にしたのだとか。

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下関は明治時代にフグの料理が最初に解禁された場所。そのため、「フグといえば下関!」というブランドが確立。付加価値を求めて、全国からトラフグが集まってくるんです。

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しかし、今まで西日本地区で獲れていたフグが、太平洋側や東京湾近くで獲れたり、市場前の海でイワシが湧いて、生簀のフグが1万匹も酸欠で死んでしまったそう。死んでしまったフグは商品価値が半減。近年叫ばれている、海洋環境の変化は下関にも大きな影響を及ぼしていました。

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そこで「ふくレボリューション」では、トラフグ以外のフグを活用して食育を行ってきました。使われている教材は、新しいご当地グルメとして開発した「ふくフリット」。「海のごちそうウィークin下関」でも、「ふくフリット」を提供しているんです! 

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ふくレボリューションの「ふく」を食べられるお店も紹介してもらいました。こちらはふぐ懐石おくむらさん。本場下関の高級フグ懐石のお店です。一体、どんなフグ料理が用意されているのでしょうか?

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「当店は普段、トラフグを使った懐石コースを提供させていただいているですが、今回はマフグを使ったお料理をご紹介します。」と、奥村店主。

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下関ではトラフグが有名ですが、その他にもたくさんの国産フグがあります。なので皆さんにいろいろなフグを様々なメニューで召し上がっていただきたい!という活動なのだそう。

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ふぐ懐石奥村さんのふぐ料理は見た目めも鮮やか!アンチョビも使っているそう。
「口の中で、いつものフグの味ではない「洋」の雰囲気が広がるので、とっても新鮮でした。身がプリプリで美味しいのと柚子の香りが口いっぱいに広がります。」と、川島アナウンサー。

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和食に続いて、こちらはフランス料理「ヴィルセゾン卯」。下関特産の安岡ねぎを使ったなんともトレビアンなマフグ料理を紹介してもらいます。

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「マフグの特徴は、臭みがなくて柔らかく、カルパッチョにもできるし、火を入れてもふわっと柔らかく仕上がります。」と、松村総料理長。

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「まるでお肉みたいな力強さもありますね。噛めば噛むほど旨味が広がって、マフグの味をしっかり味わうことができます!」と川島アナウンサー。

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トラフグばかりが注目されがちですが、今回のマフグのように新たな楽しみ方を提案しているんですね!トラフグだけじゃないフグのまち! 下関のアップデート「いいね!」

 

次なるアップデートを探しに向かったのは秋田県。どんな問題が起き、どんなアップデートをしているのでしょうか?
WEB②でご覧ください!!
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地域で取り組む!
魚食文化のアップデートWEB2

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