バナナマンが子どもたちの“憧れの職業体験”を全力応援する番組「働く!バナナキッズ」海編。 2人目の密着は…!?
魚をこよなく愛する少年 たすく君です。将来の夢は、魚を仕入れて届ける水産仲卸。インタビューでは頭に“ブリ”をかぶって登場。魚の名前を次々と口にする“魚博士”でした。
夢のきっかけは、3歳の頃に見た“魚を捌くYouTuber”の動画。そこから魚の面白さにハマりました。最近さばいた魚は、マグロ、ツムブリ、ウツボ、オオモンハタ、サケ、スズキ、シイラ…。バナナマンさんも驚愕です!
本人に内緒で自宅へサプライズ訪問すると、家の中には魚拓や魚モチーフがいっぱい。「今日も魚を買いに行った」というたすく君は、実演で三枚おろしを披露。慣れた手つきでさばいてくれました。
熱海の水産仲卸会社へ!“思い出の場所”でお仕事体験お仕事体験で向かった先は、静岡県・熱海。今回お世話になるのは、幼少期、市場見学でお世話になった水産仲卸業者の早川さん。創業40年以上、ホテルや旅館に愛される老舗仲卸かね哲水産さんのお仕事を体験します。
改めて「水産仲卸」とは? 早朝の市場で競りなどを通じて魚を仕入れ、素早く処理し、鮮度が落ちないうちに配送するお仕事。届け先はスーパーや鮮魚店だけでなく、レストラン、ホテル、旅館までさまざま。まさに“魚の流通を支える縁の下の力持ち”というお仕事なのです。
競り・目利き・三枚おろし・配送まで…プロの現場を体験!お仕事体験スタート!まずは、翌日の競りに向けた準備から。魚の種類、重さ、加工の仕方などお客さんからの細かい発注をチェックします。海が荒れる予報が出たら、前倒しで仕入れる判断も必要になるため天気予報も重要。「市場は元気が大事。元気がないと魚を売ってくれないよ」とアドバイスも受けました。

翌日早朝、伊東魚市場へ。市場には相模湾で水揚げされた魚介類がずらり。魚大好きのたすく君、テンションがあがります。
そして今回はなんと、たすく君が選んだ金目鯛をお客様に提供することになりました。たすく君、真剣な表情で金目鯛の背中の肉の厚みなどで“脂のノリ”をチェック。第1希望を決めました。あとは、競りで買えるかどうかです。

競りが始まりました!たすく君が選んだ金目鯛は、通常の倍くらいの値がつく人気で目利きはバッチリ!競りのプロ手塚さんの力をお借りし、見事に競り落としも成功しました!しかし…まさかの予算オーバー。焦るたすく君でしたが「次回安く買って帳尻を合わせれば大丈夫!」と早川さん。長期で利益を出す判断も仲卸の仕事術だと学びました。

次に見たのは、高級魚「クエ」の養殖。漁獲量の減少や環境変化の話にも触れながら、「魚が取れない未来にどう備えるか」という視点も教わりました。たすく君はすかさず「養殖のやり方も教えてください」とお願い。学ぶ姿勢がすでに“未来のプロ”ですね。

次はお待ちかねの加工作業!たすく君は慎重に包丁を入れていきます。骨に身はほとんど残らず上手に見えましたが、慎重になりすぎて身が少し崩れていました。残念ながらお客様のところに持っていくには不合格。早川さんが見せてくれたお手本は、迷いのない“最短の包丁”。早く、きれいで、崩れない、まさにプロの技でした。しかし「失敗していいんだよ。最初は。失敗するから学べる。」と早川さん。

最後のお仕事は、捌いた魚を実際に届けること。温泉民宿さんに配達です。「ご苦労さま」と受け取ってもらい、ホッとするたすく君。「魚も数秒でさばいて、競りでも魚をすぐに落とせるような水産仲卸になりたい!」という気持ちが更に強まりました。
水産仲卸は、魚が好きなだけでは務まらない。けれど、魚が好きだからこそ伸びる世界でもあります。“好き”を原動力に、現場で学び、悔しさも経験して、また前へ。たすく君の挑戦は続きます!