バナナマンが子どもたちの“憧れの職業体験”を全力応援する番組「働く!バナナキッズ」海編。 インタビューの中から選ばれた2人の子どもたちのお仕事体験に密着しました。
1人目は、小学2年生の たかはる君 です。たかはる君の夢は「鰹節職人」。しかも目指しているのは、鰹節の中でも最高級とされる“本枯節(ほんかれぶし)”を作る職人です。「本枯節がだんだん減ってきているから、将来食べられなくなるかもしれない。だから僕が職人になって、これからも食べられるようにしたい。」と、たかはる君。
サプライズで自宅を訪問すると、自作のオリジナルキャラクター「枯節くん」や、手作りの鰹節研究ノート、専門書やパンフレットがずらり。削り方の違いや、用途ごとの使い分け、味の違いなど、大人顔負けの知識量に、バナナマンさんも驚きの連続です。
鹿児島県・枕崎市へお仕事体験に出発!お仕事体験の舞台は、日本一の鰹節生産量を誇る鹿児島県枕崎市。国内に流通する鰹節の約5割がここで生産されています。訪れたのは、創業95年、4代にわたり伝統の本枯節を守り続ける揚村鰹節商店。本枯節は完成までに3〜6か月、長いものでは1年以上。手間も時間もかかる、まさに職人技の結晶です。いよいよ、バナナマン日村さんと一緒に夢の職人体験が始まります。
本枯節づくりの工程と体験まずは鰹をさばく工程。職人さんはなんと30秒ほどで三枚おろしを行います。揚村鰹節商店さんでは毎日300匹以上、手作業で捌いているのだそう。たかはる君も初挑戦!硬い鰹に悪戦苦闘しながらも、見事に三枚おろし成功。小学2年生とは思えない集中力でした。

次は約95℃のお湯で約2時間じっくり煮る工程。沸騰させると身が崩れるので絶妙な温度管理が重要です。たかはる君が捌いた鰹も煮熟されました!その後冷ましたら、骨、皮、ウロコを丁寧に取り除き、カツオのすり身を煮崩れた部分に塗りながら、綺麗に成形していきます。

次は薪の煙でじっくり燻し、乾燥させる工程。本枯節のサイズだと3週間くらいかけて水分を抜いていきます。たかはる君は薪をくべる作業も体験。熱い釜の前で真剣な表情を見せました。

次は黒くなった表面を丁寧に削り落とす作業。形を崩さない繊細な技術が求められます。 職人歴10年でも難しいという工程を、たかはる君は上手にこなし、職人さんもバナナマンさんも驚きました。

ここからが“本枯節”の真骨頂。良質なカビをつけ、乾燥 → 天日干し → 再びカビ付け、これを2〜3か月繰り返します。カビが水分を吸い取り、旨味を凝縮。こうして、あの上品でまろやかな味わいが生まれるのです。 たかはる君はカビ付けにも挑戦しました!
しかし現在、本枯節の生産量は減少。手間がかかる作業のためか後継者が減っており、日本の伝統食本枯節が失われていきそうなのです。「僕が職人になって、これからも本枯節を作り続けたい!」という、たかはる君 の強い言葉に、職人さんたちも心から嬉しそう。
1日がんばったご褒美に、削りたての本枯節で本枯節ご飯!「やっぱり美味しい!」「旨みがふわーーーっと広がる」と、日村さんと一緒に大喜び。
スタジオの設楽さんも本枯節をその場で削って試食!「最高に美味しい!!!」と大絶賛でした。
自分でさばき、燻し、工程を知った本枯節。夢はより強く、確かなものになりました。伝統を未来へつなごうとする若き“志”、応援しています!
そして密着2人目は、魚をこよなく愛する少年 たすく君!さてどんな夢でしょう?