2024年11月30日(土)放送
「私にとって海とは、宝石箱です。」と、教えてくれたのは、NOAT訓練施設長の松尾博志さん。
ロープで降りる人はしごを登る人一体何をやっているのでしょう?これらは、これからから普及が見込まれている洋上風力発電の現場で安全に働くための安全訓練!
2024年11月に開校した長崎海洋アカデミー(NOA)は、洋上風力発電に特化し、国際資格も取得できるトレーニング施設。
訓練施設長を務める松尾さんは洋上風力発電にひとかたならぬ思いを抱いています。
「東日本大震災を私も東京で経験し、福島第1原発の爆発も見まして、これから再エネの時代が来るだろうというふうに思いました。地元長崎には海がたくさんありますので、そこで海洋再生可能エネルギーに関わる仕事がしたいと思ったことがきっかけです。」と、松尾さん。
海外では元々洋上で石油やガスを掘削するという産業があるため、その技術者や作業員の方たちがそのまま洋上風力発電の方にシフトしてきました。
しかし、日本では洋上で構造物を建造したり、そこでお仕事をするという産業そのものが無かったため、これから洋上風力発電の人材をイチから育てる課題があるのだそう。
洋上風力発電は無限の可能性を秘めた原石。
松尾さんの情熱によってその原石が磨き上げられていくことでしょう!
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次回のみんなのあおいろは…
youtubeにてアーカイブも配信中!(放送後約2〜3週間程度でリリースされます)