2024年7月7日(日)放送

「私たちができること、 それは“水を蘇らせる”ことです。」と、教えてくれたのは下水道局 東部第一下水道事務所 砂町水再生センター長の高橋さん。

1400万人が暮らす大都会、東京。その海の環境を守るために、大きな働きをしているのが下水道です。

どのようにして下水を処理するのでしょう?ブクブクと泡だっていますね。

「A2O法という高度処理の仕組みを使ってます。」と、高橋さん。

A2O法とは、微生物を使った処理方法。6時間から8時間かけて汚い汚れを分解するのだそう。

こちらがその模型。泡立っていたのは、微生物が活動しやすいように、空気を送っていたんですね。この処理で汚れの主成分、りんと窒素を取り除いています。

「りん」と「窒素」は赤潮の原因となるため、とても海に優しい技術なんです!

こちらが綺麗になった水を証明する場所で、グッピーが棲んでいます。

下水は魚が棲めるまでによみがえり、海へ帰っていきます。

さらに、トイレや電車の洗浄にも使われているんですよ。

都民の皆さんの生活を支えるということはもちろん、未来にきれいな海を残すためチームプレーで頑張っていきたいです。」と、高橋さん。

下水道は私達と海を繋ぐ重要なパイプラインだったんですね。
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次回のみんなのあおいろは…
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