2024年6月30日(日)放送
「海のために私ができること、それは“一緒に”です。」と、教えてくれたのはブルーコーナーの代表取締役 石垣幸二さん。
元気に泳ぐ魚たち、ここは水族館?それともペットショップ?
ここはブルーコーナージャパン。一旦いろんなところから魚集まってきて、ここで調子を整えて、そしてこの場所から水族館へ行くんです。
これから海外に出荷するというタカアシガニがやってきました。足を輪ゴムで縛ってます。
「アメリカに送るんだけど、移動時間は35時間ぐらいかな」と、石垣さん。
長い時間であっても、生体にとってはこれがベストな状態なんだそう。
石垣さんは日本全国はもちろん、世界中の水族館や研究機関などに生体を届ける「海の手配師」。
「水族館の飼育員さんが喜ぶということは、生体の状態が良く、長生きさせられるということと全く一緒なんです。
状態が良ければ繁殖の可能性は非常に高まりますよね。次の世代をその施設で産んでくれて、また育つという、そこを汲み取ることは、生物にとってもハッピーなことだと思ってます。
生き物が大好きな人って、その子たちが棲む環境を汚さない、もっと守ろうと自然に思うと思っているんです。
水族館を通じてこの生き物をかっこいいとかかわいいとか、そういうふうに思ってもらいたい。たくさんの人に、魚の魅力を伝えたいっていうふうに思ってます。」と、石垣さん。
生き物だけでなく、自然を愛する心も一緒に届けているんですね。
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次回のみんなのあおいろは…
youtubeにてアーカイブも配信中!(放送後約2〜3週間程度でリリースされます)