2024年6月2日(日)放送
「ぼくが伝えたい海への思いは“もっと知りたい”です。」と、教えてくれたのは中学生の杉田さん。
海や水産分野などに関する研究に取り組む若い研究者をサポートするマリンチャレンジプログラム。
その中で一際、情熱的な発表をしていたのが杉田さんでした。
「食べても美味しいなど、様々な魅力があって僕はとても大好きな生き物です。」と、研究題材した生き物というのが、オオグソクムシ!
「雑食性が強い生き物だけど、好き嫌いあるのかっていうのを調べたくて、食の嗜好性を調べるようになりました。」と、杉田さん。
エサとして、マグロ、イカ、エビを入れて反応を見てみると、
エビが一番反応した数が多いという結果に。自分の仲間を野生化で共食いし、近縁の甲殻類であるエビを食べていたんじゃないかと考察した杉田さん。
仮説を立証するために、餌の臭いがついた水を流して、どちらを選ぶかという検証のための装置を自作しました。
すると、オオグソクムシの臭いに最も強い反応を示しました。そして杉田さんに新たな仮説が生まれます。
それは、仲間がいると勘違いして、群れを形成するために、その匂いの方向に行ったということもあり得る、ということ。
この研究が評価され、賞に輝いた杉田さん。
この先どんな研究に取りかかるのか期待が高まりますね。
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次回のみんなのあおいろは…
youtubeにてアーカイブも配信中!(放送後約1週間程度でリリースされます)