海にまつわる情報を絵と文章でわかりやすく表現したもの。それが海洋インフォグラフィック。扱うテーマは船や生物だけでなく、環境問題や水産資源などまさに十人十色です。
2023年8月。コンテストの会場に、小学生と美術専門学校生がペアになった20組が集まり、情熱とアイディアたっぷりにプレゼンテーションが行われました。
この海洋インフォグラフィックコンテストは、全国の小学生を対象に、海を題材にした自由研究を募集。
それを、御茶の水美術専門学校の学生がインフォグラフィック作成
研究テーマと完成した作品のポイントをプレゼンします。
審査するのは、様々な分野のプロフェッショナルたち。
ノミネートされたのは、全部で20作品。
どれも甲乙つけがたい力作揃いでしたが、この中から厳選され、6つの賞が贈られました。どんなインフォグラフィック作品が受賞したのか、プレゼンの様子を見ていきましょう!
まずは特別賞から!個性豊かな作品の中から4組のペアが受賞しました。
ミクロの世界から地球規模の問題を考えた「珪藻の力 〜人間は珪藻と地球と共に生きる〜」
「こんなちっちゃな生き物がこんなにも壮大な世界を動かしてるんだっていう物語の、描き方がとっても上手だったのですごく説得力がありましたよね。」と、審査員の鈴木香里武さん。
「あわてずラッコ、ういてまて!」と教えてくれたのは、海で遊ぶ人は絶対に知っておきたい情報を作品にした「命を守れ!正しい着衣泳」。
実際に海で着衣泳をやってみたという自らの体験をもとに作られたインフォグラフィック。これは説得力がありますね。
3つ目は、理想的な未来予想図を描いてくれた「カーボンニュートラルポートで日本の未来を切り拓け!」。
「この分野にはよく絡んでるのですが、ほぼ完璧に情報が整理されていて、非常に素晴らしいです。」と、審査員の古野電気さんも舌を巻くほどのクオリティ。
特別賞最後の受賞作品は、人間も生態系の一部ということを改めて考えさせてくれた。「本当の「循環」って何?人間は「循環」の外側にいる!?」
「人間視点で見ることが多い環境問題に、環境視点で挑んだというすごいチャレンジだったと思います。そこがポイントとなって選ばせていただきました。」と、鈴木香里武さん。
続いては審査員を務めたイトーヨーカドー、サンシャイン水族館、羽田未来総合研究所、ビズリーチ、古野電気の各賞に輝いた作品。WEBまとめの後半編でご紹介していきます!
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海洋インフォグラフィック2023コンテスト篇 〜WEBまとめ後編〜
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