2223年7月23日(日)放送
「私達が伝えたい海への思いは循環です。」と、教えてくれたのは735styleの上野副会長と石井ファームの石井代表。
磯焼けの原因となる増えすぎたウニの採取を行うボランティア団体735style。
今回のムラサキウニ拾いイベントでは600kgくらい採れたそう。
「最初は1㎡あたり30個採れたウニが、ずっと採り続けると10個以下に抑えらるというデータがあります。」と、神奈川県水産技術センターの芳山さん。
残念ながら、採取したウニは身が少なく食用になりません。
そこで閃いたのが驚きの活用法。なんと磯焼け対策で採ったウニを石井ファームの牛堆肥と混ぜて「ウニ堆肥」を作っているんです。
「採ったウニを再利用できないかなと考え、堆肥化してしまおうと。そしてそれが農業利用できるということで、カルシウムマグネシウムがすごい豊富なウニ堆肥ができました。」と石井ファーム代表の石井さん。
海のミネラルを豊富に含んだウニが肥料となり作物が実を結ぶ。理想的な生命の循環が行われています。
「結局1人の力で出来なく、みんなの力が一つになったことで、こういう結果が生まれた。ありがたい話だと思います。」と、上野さん。
人の輪が広がることで、海を愛する思いも巡っていきますね。
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次週のみんなのあおいろは!