2223年6月4日(日)放送
2023年3月。北区立王子第三小学校の5年生に向けて特別授業が行われました。
講師は、お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所の里先生。「海にやさしく 人にやさしく」と題し、海洋ごみについて学びます。
2050年には魚よりも多くなると言われている海洋ごみ。中でも、プラスチックのごみは分解されるまで、100年以上の長い時間がかかり、生態系への影響が懸念されています。
そこで今回里先生が紹介したのは、株式会社カネカが開発したカネカ生分解性バイオポリマーGreenPlanetという素材。
グリーンプラネットは自然界に存在する微生物によって分解され、最終的に二酸化炭素と水になります。
プラスチックの代わりにグリーンプラネットの製品を使うことで、海洋ごみ問題解決の一つの手段になるんです。
グリーンプラネットの製品を実際に手に取り、興味深そうな子どもたち。
「世の中にこういうものがあるとか、これを作れば海ごみ問題を解決できるんじゃないかとか、そういう視点を持ってもらえたら嬉しいです。」と、里先生。
「海がごみだらけにならないようキレイにしたいです!」と、子どもたちもまっすぐな目で答えてくれました!
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次週のみんなのあおいろは!