「生き物とるぞーーー!」「オーーーッ!」
ここは海がない長野県伊那市。川をせき止めて水を抜き、水生生物を獲るかいぼりのイベントを行いました。
かいぼりイベントと言っても、生き物の捕獲だけではありません。
河原のごみ拾いを全員で行い、その後市役所に戻って、川から海へ流れ出る海洋ごみの問題について考える講義も行いました。
イベントには伊那市役所などの協力のもと、小学生の親子60人が参加。
水が少なくなった川底を網でさらうと、珍しい生き物が次々と見つかります。
「これは水の中に住むカメムシの仲間なんだけど、ミズカマキリとかタガメなどの類は今とても数が減っていて、川でこんなにこの仲間が見つかると思ってなかったなぁ!すごいよ!よく見つけたね!」と、池の水ぜんぶ抜く大作戦の生物解説でおなじみNPO Birthの久保田先生。
「やはりさすが長野県といいますか、普段私が活動している東京では見られないような、貴重な生き物がいくつも見られて、とても面白かったです」と久保田先生。
生き物の捕獲をした後はみんなで河原ごみ拾い。
「川という道を通って、いろんなものが流れてきます。その中の1つごみ問題が非常に大きくて、海のごみは海から出たものではありません。」
「山から街から出てきたごみが海に繋がっている、海からまた広がっていく、そういったことを改めて考えてもらえれば嬉しいと思います。」と、全国ゴミネットワークの小口先生。
「海の自然環境を守りたいと思います」参加した女の子も、海のことを感じてくれていました。
海がない地域でも海を守ることができるんですね。
・
・
・
・
次週のみんなのあおいろは!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>