
「水族館かと思った!」と言われたのが嬉しかったという、東京表参道のイベント。

海とは程遠い都会のど真ん中で行われていたのは“海の森、海のいま展”です。

食と物語を通して海を伝えるウェブメディア、海のレシピプロジェクトが開催したこの展示会。

日本各地の海を取材し、現状を発信することで、海への関心を高めてもらう取り組みだそう。

今回この展示会のために、スープストックトーキョー監修でアイゴだしのスープが開発され提供されました。

このスープは、アイゴプロジェクトの第1弾企画。しかし、なぜ数ある魚の中からアイゴを使ったのでしょうか?

「取材先で磯焼けという言葉を何度も聞きました。原因は海水温が上昇して、海の中で海藻が育たなくなっているからだそうです。

そして元々その海藻を主食としてしている草食魚と呼ばれている魚たちがいて、その一つがアイゴだったんです。」と、株式会社スティルウォーターの青木さん。

今、海の中で問題になっている磯焼け。漁業者たちの悩みを解決するため、海藻を食べてしまうアイゴをだしに使い、海の森、海藻を守る取り組みをしているんです。

「食を通し、食卓を囲みながら、海のことを子どもから大人までみんなが語り合える時間を作っていけたらと思っています。」と青木さん。

私達にとって身近な食を通して、今起きている海の問題を知って行動していきたいですね。
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次週のみんなのあおいろは・・・
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