現在、応募受付中の「第4回 海洋インフォグラフィックコンテスト」(※応募締切2024年7月19日)。「インフォグラフィック」ってなに?難しそう…。と、参加を迷っている方もいるかと思います。
しかしながら、小学生の皆さんに提出してもらうものは、インフォグラフィック作品ではなく、壁新聞や夏の自由研究ような「海の研究レポート」ですのでインフォグラフィックが描けなくても問題ありません!応募者の中から10名に選ばれると、プロのデザイナーさんと一緒にインフォグラフィックポスターを作っていく、それが「海洋インフォグラフィックコンテスト」です。
とはいえ、インフォグラフィックはレポートを書くにもとっても便利な手法。ぜひこの機会にインフォグラフィックを知って、レポートの中に1箇所でも取り入れてみてくださいね。
インフォグラフィックとは、文章や言葉だけでは伝えることが難しい情報やデータを、ぱっと見て分かるようにする表現方法のこと。上記のような7つの種類があります。そう、なんとなく、よく目にしますよね? 例えば・・・道路の標識だったり
ショッピングモールや駅の案内
路線図
図鑑の説明
これらはインフォグラフィックだったのです!
ではこのインフォグラフィックを使って、何をどのように表現をするか…。ここが悩むところかと思います。
例えば、「プラごみって、私たちに影響あるの?」という問題も、『街にポイ捨てされたペットボトルやストローなどのプラごみが…』と、説明文で書くよりも、下記のようなイラストで書くとパッと伝わりやすいです。
絵が苦手な人は、シルエットで書くと楽ですよ。人の感情も顔を描かなくても、下のように「💢」や「💦」を加えるだけでも表現できます。また、木やごみ、地球に顔を書いて擬人化するのも手法です。泣いた地球、笑った地球で環境表現が出来ますね。
書くこと自体に苦手意識がある人は、雑誌や広告の切り抜き、フリー素材サイトのイラスト等を貼ってもOKです!提出してもらうレポートは、イラストの上手さではなく、テーマの着眼点や、内容の面白さ・分かりやすさを見ていますので、得意な方法で楽しみながらチャレンジしてください!
コンテストの公式サイトでは、海の研究テーマと併せて、インフォグラフィックの書き方をまとめたオンラインセミナー動画も配信中です。インフォグラフィックデザイナーとして活躍中の岩本光平さんがレクチャーしてくれています!中学生や高校生、大学生、社会人になってからもレポートやプレゼンテーションなどでも使える重要な表現方法ですので、是非ご視聴ください!コンテストの詳細もご確認いただけます。
次回は…
海洋インフォコンテスト<ヒントその2>「どんなレポートを提出すれば良いの?」を、まとめます。お楽しみに!