近年問題となっているプラスチックごみや地球温暖化などの海の環境問題。
今回は難しいこの問題を、お子様にもわかりやすくまとめた映像プログラムをご紹介します。
是非お子様と一緒にご覧になり、この地球に生きる人間の使命とは何か、主人公のカイト君と一緒に冒険をしながら考えてみてください。動画は約11分半。小さなお子様でも飽きないで鑑賞できる長さです!
ストーリーを少しだけ・・・
船の科学館に遊びに来たカイト君。南極観測船「宗谷」の中を見学していると、突然、海の精霊という人魚“こまち”が現れ 「海が大変だから助けて欲しい」 と、カイトを海へと誘います。そして宗谷に魔法をかけると・・・2人は船は美しい小笠原の海へ!
美しい海に興奮しながら、冒険へ出発したカイト君。しかし飲んでいたお茶のペットボトルが風に吹き飛ばされてしまいます。すると、海からカンカンに怒ったペットボトルのローリーが出現!
海と地球に興味を持ったカイト君に、こまちは海と大気の循環、温暖化問題について話してくれました。
そして船は太平洋ゴミベルトの中へ。海に浮くプラスチックに衝撃を受けるカイトにローリーがプラスチック問題と深刻な地球の話を教えてくれます。
船が世界一深いマリアナ海溝へ潜り込むと・・・海ごみが浮遊する中から怪物が出現!?
それはマイクロプラスチックの影響で姿が変わってしまった大切な人だという“こまち”。
カイトは救うことが出来るのでしょうか?
私たちにできること。
それはとても小さいことでも良いのです。
ゴミを海や街にポイ捨てしない。
マイボトルを持って出かける。
是非家族で話し合ってみてください。
美しい未来作りは、私たちの小さな行動から生まれていきます!
船の科学館は「臨海副都心」という言葉や周辺の建物、さらには住所も無かったこの東京港の埋立て地に、1974年に開館しました。現在、船の科学館は本館展示公開を休止し、初代南極観測船“宗谷”を中心とした屋外展示資料と「別館展示場」を公開。そして、いつでも、どこでも「海や船」について学べる補助教材やプログラムを!と、海の環境を学べる各種オンライン学習支援コンテンツを配信してくれています!