1)インフォグラフィック&プラごみについて
2)江の島&海ごみについて
3)海の生態系について
4)海の恵みについて
皆様からの質問をまとめました。まだすべてまとめきれていませんが随時UPしていきます!
今回ご提出いただくのは、あくまで「自由研究レポート」。絵日記や壁新聞のような自由研究程度のレポートを出せればOKです。大切なのは着眼点や、内容の面白さですので、是非難しく考えすぎずに取り組んでみてください。でも、セミナーでも学んだのでちょこっとだけでも、是非インフォグラフィックにチャレンジしてみてくださいね! なお自由研究レポート審査で選ばれた際には、デザイナーさんとタッグを組めますので、その際にはデザイナーさんと一緒に素敵なイラストやグラフィックを作りましょう!
A:本でもインターネットもどちらでも良いです。 ただし、調べたものが信頼できるかどうかはとても大切です。インターネットでもしっかりした調査きかんが発表しているものであればいいと思いますが、本から入った方が、本の中に『この情報を使ったよ』という出典情報が書いてあることが多いので、そこからインターネットで調べる、というやり方がやりやすいかもしれません。 インターネットには、正しくない情報、くわしく無い人の考えなども紛れているので、インターネットだけで調べたときには、大人に「この情報は信頼できるか?」チェックを入れてもらいましょう。
A:今日のようなセミナーや、授業で聞いた話を書くのであれば、「○○セミナーの○○さんのお話、○○授業での○○先生のお話」と書いて良いです。ただ、出典は沢山書いていいので、出来ればお話だけでなく、本などでも調べて、いくつかの情報の中から選んだ上で作ってもらいたいです。書きたいことを考えていると、あの情報も欲しいなってきっと出てくるので、そのたび調べる。また気になることが出てきて、もう1回調べる、と言うことをくり返すと良いものができると思います。
そういったお話を元に「未来の予測」を書くことももちろんOKです。小見出しで<予測>とつけたり、「・・・になるかもしれません」という予想の言葉にして、「情報」なのか「予測」なのかをわかりやすくしましょう。
A:今回はA4サイズ1枚目にインフォグラフィック、2枚目に作文と決まっているので、それを壁に貼った場合「見たい!」「読みたい!」と、自分が思えるかどうか、という判断でやってもらいたいと思います。とはいえ、情報量はとてもむずかしいですよね。コツとしては「しぼる」こと。少し調べるとアレもコレも書きたくなってしまいますが、いっぱい調べた上で次に「ぬかしていく」という作業が大事です。 1)本やインターネットなどで沢山調べて情報を集める。 2)テーマに沿ったことだけにしぼりこむ。 として進めてみてください。
A:いくつもあって大丈夫です。(Q2参考)
A:「出典:海洋オンラインセミナーの○○さんのお話」と書いてください(Q2参考)
A:今回のコンテスト応募ではサイズが決まっています。A4サイズ1枚目にインフォグラフィック、2枚目に作文で作成してください。
A:インフォグラフィックの方は、色をつけた方が見やすくて良いと思います。壁に貼った時「見たい!」「読みたい!」と、自分が思えるかどうかを考えて作ってみてください。
A:伝えたい情報が、伝わりやすく書かれていれば、短くても大丈夫です。ただし、2枚目の作文には、質問を出していますので、答えを書き忘れないよう、大人の方にチェックしてもらいましょう。
A:入れた方がわかりやすいと思います。 例えば・・・
「海にはプラごみがたくさん流れて出ています」
よりも
「海には年間800万トンのプラごみが流れ出ています。(出典:WWFジャパンWEB サイト「海洋プラスチック問題について」)」
と書かれていた方が、リアルな情報になりますよね。さらに、800万トンを、大型コンテナ船40隻分とか、3秒ごとにペットボトル2本づつ投げ入れている量、としてイラストにすると、インフォグラフィックになるかと思います。
A:大丈夫です!絵日記や壁新聞のような自由研究程度のレポートを出せればOKです!大切なのは着眼点や、内容の面白さですので、是非取り組んでみてください。なお自由研究レポート審査で選ばれた際には、デザイナーさんとタッグを組めますので、一緒に素敵なイラストやグラフィックを作りましょう!
A:OKです。引用した情報をインフォグラフィックや作文に書いてください。その際には必ず、どこから引用したかを書く必要があります。それが「出典情報」となりますので作文の⑤に書いてください。
A:文章が多めでも構いませんので、是非その横に、絵日記のような「さし絵」や、簡単な「グラフ」など添えてみてください。絵が苦手でしたら、トレース用の透ける紙で絵をなぞって書いて貼ったり、図鑑などをコピーして切り抜いて貼ってみたりでもOKです。
A:A4サイズに入っていれば大きくてもOKです。
A:OKです。必要に応じていくつかのインフォグラフィックを組み合わせて描いてみてください。ただし、今回のコンテスト応募はA4サイズ1枚の中に描く必要があるため、情報量が多くなりすぎないように調整してください。(Q3参考)
A:手書きでも、パソコンで書いても、切り絵のような形でもなんでもOKです。
A:調べたとき、量や大きさなど数値が出ているものはなるべくメモで残しておくのが良いと思いますますが、インフォグラフィックにした際、全ての数値を書く必要はありません。例えば日本各地の漁獲量の比較や推移を書きたい場合は、それぞれの数値を入れた方が良いかと思いますが、くじらと人の大きさを目安で伝えたい場合は、何人分みたいなイラストで視覚的に分かれば良いかと思います。見やすさ、伝わりやすさのバランスを考えて、必要な箇所のみ数字を入れてみましょう。
A:絵や図を使って表現するということです。 数を表す際、魚5匹分と文字で書かず、🐟🐟🐟🐟🐟と表したり、大きさを表す際、大きい小さいとと書かず ○と。で表したり、パッと見て伝わる表現です。
A:はいOKです。ただし、情報量が多すぎると読みにくくなるので、相手に伝わりやすい量を考えて作ってみてください。(Q3参考)
A:細かく書いても良いですが、道路標識やトイレのマークのようにシンプルな方が簡潔でわかりやすい場合が多いかと思います。 こちらをご参考ください。https://tokyo.uminohi.jp/information/infographic
A:今回のコンテストに関しては、2枚目の作文⑤の箇所に、参考にした本の名前、インターネットのページなどを並べて、わかるように書いてもらえればOKです。
例)
本→ 海の生き物図鑑(テレ東出版)、うみのお話(海洋出版)
ホームページ→ 海洋インフォグラフィックコンテスト「コンテスト詳細ページ」
その他→ 海洋オンラインセミナー香里武さんのお話、江ノ島海岸での独自調査、テレビ番組「みんなのあおいろ」6/12放送
A:ちゃんと捨てないごみです。街や川、海にポイ捨てするごみがもっともいけません。そして、どんなごみでもなるべく出さないつまり、「ごみを作らない」ことも大切です。使い捨てを使わない、長く使えるものを大切に使って毎日のごみを減らしましょう。
A:軽い、錆びない、腐らない、加工がしやすい、衛生面が保ちやすい、安価という利点があります。車や飛行機、スマホやパソコン、医療現場でも活躍しています。
マイクロビーズとは、人間が意図的に作ったもので目に見えないくらい小さい球状のビーズです。洗顔料や歯磨き粉のスクラブとして多く使われていたのですが、排水処理施設でも除去できず海に流れてしまうため、現在日本では多くのメーカーが製造をやめています。「一次マイクロプラスチック」とも呼ばれています。
A:それはもう!相模湾なのでたくさん居ますよ。僕が好きなのは単純に食べられるアジとかサバとかですけれども(笑)。アマモを植えてますので、そこには蟹とか貝とかヒトデとかクラゲとかいろいろ出てますね。最近はカツオノエボシも出てきます。刺されたらとても痛いクラゲで、毒も強いので、万が一刺された時は医療機関で医師の診察を受けてください。
A:昔の「江の島」はとてもキレイで、タツノオトシゴがたくさん住んでいたのですが、現在は少なくなってしまいました。そこでまた昔のように「海底に森があるキレイな江の島」に戻して、タツノオトシゴがたくさん住んでくれるようにしようと目標を立てました。この大切な目標が「タツノオトシゴ」です。
A:ちゃんと捨てないごみです。街や川、海にポイ捨てするごみがもっともいけません。そして、どんなごみでもなるべく出さないつまり、「ごみを作らない」ことも大切です。使い捨てを使わない、長く使えるものを大切に使って毎日のごみを減らしましょう。
A:流れてきたのではないかと推測していますが、不法投棄の可能性もあります。以前拾った注射器を看護師さんに確認したところ、インスリン投与に使われる物だとのことでした。非常に危険なごみなので、なんとかしたいですよね。仲間に相談したり、市や県に話をしながら解決に向けて動いています。
A:江の島は、相模湾の一角であり、相模湾は太平洋ですね。太平洋というと少し遠い海のお話しな気がしますが、ここで紹介したことのほとんどは江の島のこと。私たちにとってとっても身近なうみでも海ごみ問題は起きているのです。
A:本当ですね。海さくらでもごみを無くす方法、また出てしまったごみの使い方を、考えたり、提案したり、リサイクル会社に相談したりしています。また、アディダスは海洋はいき物からシューズを作ったり、イケアは海洋プラごみで商品開発を考えていたりと、たくさんの会社が再利用や循環に取り組んでいます。
A:自治体によって異なるため、ごみを出す自治体それぞれのホームページを確認することが必要ですが、「容器包装プラスチック」を分別回収している地域が多いようです。ただし、容器であること、プラマークがついていること、ペットボトルではないことなどのルールもあります。また、汚れやにおいが残っているとリサイクルできなかったり、リサイクル工場の悪臭問題につながりますので、洗ってから出すことが必要です。まずは「自治体名,ごみ」などのワードでネット検索し、「調べる・知る」という大切な第一歩を踏み出してみましょう!
A:じょう水場は、ダムや川、地下水などから取り入れた水を、飲み水として使えるようにきれいにする所です。海へ流れ出る全ての水がじょう水場を通るわけではないため、街のポイ捨てゴミが風や雨で川などに流れ海へ出てしまいます。またマイクロプラスチックの一部はとても小さいため、下水処理場を通り抜けて海へ流れてしまっている可能性が高いそうです。
A:流木や木くずがとても多いです。台風の後などは1メートルぐらい積もったりします。山の木でしょうね。山と川と街と海が繋がっているということを実感します。あとタバコのフィルターも多いですね。街の道路の横にある排水溝に、ポイって捨てたらどこに行くかって、下水道通って川に行って海に行くんです。道路横の排水溝は海の入口なんですね。
A:海さくらのゴミ拾いイベントは予約制にし、参加人数が多い場合に、ゴミ拾い地域の振分けなどを行っています。また現地では、消毒用アルコールの用意、検温、貸出用トングの事前消毒などを行うなど、各種対策をとりつつ、イベントを開さいしています。ただし、厚生労働省や開さい会場などの判断を総合的にみて、中止や一部中止、または延期とさせていただく可能性もありますので、ホームページやSNSなどでチェックしてください。
A:はい。海さくらが行っているほとんどのビーチクリーンは、ゴミ拾いに必要なトング・ゴミ袋はお貸出ししています。(一部異なる場合もありますので、事前にイベント内容をたしかめてください。)
A:リュウグウノツカイなど有名な深海生物も、硫化水素を使うような深海生物もたくさんいるんですが、どんな生物がいるかどうかは、実は私達も一番知りたいことなんです。深海は宇宙と同じくらい行くのが難しいと言われていて、今わかっている生物もまだごく一部。これからもっと発見されると思います。
A:魚は4万種類とか2万種類とかいろんな数が言われてます。海にいる生き物だけでも50万種類と言われていて、サンゴ礁にはその4分の1ぐらいの生き物が暮らしているということになります。
A:東京都の池袋という街にあります。
A:はい。生産者と呼ばれる植物のことです。海では藻や海藻や海草、陸だと、草花です。
A:イルカやクジラ等の海洋哺乳類になります。
A:ヒレはフカヒレスープの原料に、肉は食用になるようですが、日本ではほとんど利用されていないようです。(水産庁 水産研究・教育機構ホームページより)
A:何かまでは分かりませんでしたが、プラスチックごみを背負っていましたね。本来は貝殻など背負うのにとても残念です。
A:褐虫藻はサンゴからすみかと無機栄養塩を提供してもらっています。褐虫藻はサンゴに光合成産物を提供することで互いに利を得ています。(相利共生)
A:ごみの物理的影響は、深海観測の機会が限られることからまだよく分かっていないそうです。ただ、プラごみの影響で生態系が変化したり、マイクロプラスチックから有害物質が出て深海生物へ影響を及ぼしたり・・・ということはとても心配されていています。(nippon.com JAMSTEC千葉早苗さんの記事より)
A:魚によって異なりますが、海藻が生い茂る藻場、珊瑚礁、魚礁などを住処にしている魚は多いです。
A:今はまだ、ミッションとして挑戦している人たちがいる程度で、宇宙と同じくらい行くのが難しいと言われています。
A:まだ解明されていない部分が多く、私たちにも分かりません。
A:毎年見つかるとは限りませんが、まだまだ新種が多くいると思われるので、きっとこれからも毎年のように発見されるのではないでしょうか。
A:地球表面の3分の2は水で覆われていますが、淡水はわずか2.5%程度。北極・南極の氷や、地下水をのぞき、や河川湖など人が利用しやすい状態で存在する淡水に限ると約0.01%(10万km3)しかありません。(国土交通省HP)
A:フイリピン沖のマリアナ海溝にあるチャレンジャーかいえんが世界で最も深く、約10,920mです。
A:塩分は重いため、水蒸気(水)に置いて行かれるためです。
A:地球全体の問題ですので、日本だけでなく、世界各国で取組みや対策が行われています。
A:「漁業の持続可能な発展」は世界的な課題となっていますので、きっと深海魚の水産加工技術や冷凍技術などは発展し、それに伴い、未来の食卓には今よりももっと多くの種類の魚が並ぶのではないでしょうか。
A:脂があるのは、省エネで生きるためです。深海にはエサが少ないので、体力を使わないようあまり体を動かさないで生活します。普通の魚はじっとしていると沈んでしまいますが、体に脂が付いていると浮きやすいので、深海魚は脂が乗っている魚が多いのです。
A:2019年時点で3,151基です(海上保安庁HP)
目次リンクはYouTubeの詳細に貼り付けてありますのでご活用ください!
◆目次 13:15 配信スタート 名越さん&香里武さん オープニングトーク
18:14 講師&御茶美生のご紹介
21:44 ディカッション 海といえば? 海の問題とは? 海の問題があるとどうなってしまう?
29:10 日本財団とは? 海と日本PROJECTとは?
30:30 海洋インフォグラフィックコンテストの流れ
◆授業1インフォグラフィック
34:26 インフォメーション・デザイナー櫻田潤さん
35:51「インフォグラフィックとは?」
39:30「作り方」
42:46「表現の種類」
47:03「注意すること」
50:10 質問&感想タイム
◆授業2海ごみ問題
53:47NPO法人 海さくら 理事長古澤純一郎さん
55:33「江ノ島について」
58:08「タツノオトシゴが住める海」
1:00:29「ごみの種類と回収量」
1:04:58「生物への影響」
1:05:51「SDGsとは?」
1:07:13「海のプラごみ」
1:08:28「海ごみはどこから?」
1:09:41「海さくらの活動&取り組み」
1:13:10 質問&感想タイム
◆授業3海の生態系を知ろう
1:28:22サンシャイン水族館館長 丸山克志さん
1:31:30「生態系って何?」
1:36:44「海の生態系」
1:37:47「干潟の生態系」
1:43:34「珊瑚礁の生態系」
1:46:50「深海の生態系」
1:49:25「生態系と人とコロナ」
1:51:08 質問&感想タイム
◆授業4:海の恵みを考えよう
1:54:47 岸壁幼魚採集家・鈴木香里武さん
1:55:10「地球視点(水の惑星)」
1:58:36「海視点(海流)」
2:02:28「砂浜視点(地形)」
2:05:00「海岸視点(灯台)」
2:08:35「港視点(幼魚・生態系)」
2:10:57「人視点(魚食文化)」
2:17:20 質問&感想タイム
◆お父様・お母様へのご説明
2:21:27 海の自由研究テーマ&提出方法について