お知らせ

「海にごみなんてないと思っていました。」(国際ボランティア学生協会 山形県 大学3年生 長沼栞)インタビュー

山形の清掃活動_200511_0007_0

東北公益文科大学3年 長沼栞さん(国際ボランティア学生協会所属 )

 

本日は、海岸清掃をはじめとした環境保護の活動を全国展開している、

『国際ボランティア学生協会(IVUSA)』の大学生にお話を伺ってきました!

紛争・テロ、気候変動・環境破壊、貧困・経済格差、地域コミュニティの疲弊、災害など国内外の多くの課題に対し、

IVUSAさんは学生というニュートラルな立場を活かして様々なセクターを繋ぎながら課題解決に取り組みながら、活動を通した学びの場を学生に提供している団体です。

そのうちの環境保護分野では、

千葉県九十九里浜全域66kmをひたすら歩む約300名の学生による清掃活動

地元住民を巻き込んだ山形県日本海沿岸清掃活動、

他にも愛知県や長崎県対馬、沖縄県石垣島等多くの地域に出向き

学生が主体となって社会問題に取り組んでいます。

 

今日はそんなIVUSAさんの活動に地元住民として参加したのがきっかけで、

海ごみ問題に積極的に関わり発信している山形県のスターをご紹介!!!

 

『若者の海離れ』が進行しているいま、(日本財団 意識調査記事参照)

『海離れしていない若者』は何を感じているのでしょうか?」

 

 

海に行くことがほとんどなかった長沼さん

▼川島) 長沼さんは昔から海が好きでよく足を運んでいたんですか?

長沼)正直海に行くことはほとんどなかったですし、幼い頃の記憶を遡っても家族と行った海水浴では足をつけるくらい。夏シーズンは海に1,2回行ければいいと思っていた程度でした。

さらに2011年3月の東日本大震災があってからはさらに足が遠のきましたね。

被害が大きかった宮城県にも友人がいて、そんな方たちの生の声を多く聞いていたので恐怖心が残りました。

頻繁に行くようになったのは大学生になってからですね。

 

▼川島) 東日本大震災の津波の記憶は色濃く残りますよね。本当にお辛かったと思います。

海に頻繁に行くようになったきっかけは何があったのでしょうか?

 

長沼)入学した大学が海に近く、ゼミでも地域ボランティアとして活動することで海を学ぶ機会が増えました。

海岸では清掃活動を通して海を守るために私にできることが目に見えて沢山あったため、逆に地域を変えたいという意欲が沸き、私らしくいれる場所になっていきました。

それから徐々にプライベートでも海に行くようになり、悩みや考え事をしたいときも海岸に出向いては海を眺めて頭の中をすっきりさせる場所に。

今では私にとってはいろんなストーリーが詰まった落ち着つける場所なんです。

 

海にごみがあることを全く知らなかった…。

川島)長沼さんがご自身らしく居続けられる素敵な場所になっていったんですね。

海に関わる活動は具体的にどんなことから始めたんですか?

長沼)元々、自分自身海にごみがあることを全く知らなかったんです。

授業で海ごみに関する社会問題を学び、改めて海をじっくり観察するとたくさんごみが落ちていることに気付いて…。

本当に衝撃的で、どうにか自分たちがアクションを起こさなければならないと思い立ちました。

正直拾うだけだとつまらないので、いかに楽しく海ごみを知り、

多くの人にアクションを起こしてもらえるかを重点に考えるようになりました。

清掃活動だけではなく、拾った海ごみを分別しておもちゃを作ったり、

マイクロプラスチックを使った写真立てや万華鏡等を作成したり。

 

東京から約100名の大学生が山形にやってきた…?!

長沼)あるとき、東京から約100名の大学生が山形に来たんです。

山形のごみを拾いに!!

それがIVUSAの学生達で、その際に行われた東京の学生たちとの地域交流が

私の活動の幅を大きく広げるきっかけになりました。

IVUSAや大学の授業、そして海と日本PROJECT in山形のテレビ局の方たちと積極的に活動をすることで

今も学びとアクションの場を広げています。

 

川島)今まで自分1人でしかできなかったことが、いろんなコミュニティに参加し組織を動かすことで、影響力が何倍にも幅広くなっていったんですね。

 

ポイ捨てしないことや環境を考えることが当たり前の世の中になってほしい。

▼川島)では、若者の海離れが進んでいるという社会問題に対してどう思いますか?

長沼)私も海に行くきっかけがなかったですし、大学生になってからよく海に行くようになったのでこの調査結果には納得しています。

だからこそ、私たちが積極的に海で活動する姿を見せることで、誰かの意識も変えられるんじゃないかとも思うんです。

正直自分もなぜポイ捨てしてはいけないのかわからなかった。

だからこそ学びの場を増やすべきだし、大人にも自分の子供に伝えてほしい。

親がポイ捨てする過程はそれを見た子供どもも真似するし、当たり前になる、だからこそ次世代に残すためにも今の大人たちにも行動を改めてほしい。海の汚染を知ってほしいし、見て見ぬふりしてほしくないんです。

友人がポイ捨てしている姿を見て、注意するのは気が引けていたんですが、将来を長い目で見たらそういった地道な声掛けで気づかせてあげるだけで少しでも世の中変わってくると信じています。

より多くの人に海ごみ問題を頭の隅でいいから意識してほしいですね。

 

▼川島)周りの人の行動を変えることは本当に勇気がいるし難しいよね。

長沼)小学生たちにむけたワークショップ等を行ってきましたが、言葉にして伝え、アクションにすることは簡単ではないんです。

だからこそそんなお手本となるような大人が増えて、子どもにとってポイ捨てしないことや環境を考えることが当たり前の世の中になってほしい。

 

川島)長沼さんは楽しみながら活動をされて多くの世代に発信をしていて、本当に素敵なお手本になっていると思いますよ!

長沼)やりたいことや伝えたいことが多すぎていつも考えずに行動してしまって(笑)。

その都度周りの友人や仲間に支えられているからこそ今の自分があります。

今後は海ごみというテーマをきっかけに、自分の住んでいる地域の皆さんと協力しながら多方面の社会問題についても考え、できることをしていきたいです!

 

川島)本日は素敵なお話をありがとうございました。これからの長沼さんの活躍楽しみにしています!!

おわりに…。

笑顔が素敵な長沼さん、地域のために何か行動をしていきたいという思いとエネルギッシュな熱意が印象的でした。地元山形でもできることをひたすら模索し、大人から子ども世代を問わず発信していくために、ご自身も幅広く活動をしています。

インタビュー中も非常に楽しそうにお話されていて、楽しみながら活動されている姿が目に浮かびます。

若者の海離れという社会問題は次世代の海を残していくためにも非常に深刻な問題ですが、大人だけがそんな社会問題に取り組むだけでなく、

同世代の若者同士で海を知り、海に足を運び親しめる環境を作りあうことも大事なことだと思います。

長沼さんはご自身が楽しそうに海を知りアクションすることで

今までも、そしてこれからも多くの人に海の魅力を伝え、心を動かしていくことでしょう。今後のご活躍が楽しみです!

 

■インタビュアー/編集

川島(海と日本PROJECT in 東京/テレビ東京ダイレクト)

 

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